介護施設・老人ホームの宣伝における集客効果

集客

介護施設・老人ホームの宣伝における集客効果とは?

1)紙ベースのチラシ情報は高齢層に効果あり

介護施設・老人ホーム等の福祉関連施設のメインターゲットとなるのは、サービス利用者である高齢者本人およびその家族世帯です。有料老人ホームは現在主に65才以上を対象としており、最近では自身で早めに施設を選ぼうとする高齢者も増えています。また家族が主に施設探しをしている場合でも、最終的に本人に施設の情報を見せて情報共有をするケースが多い傾向です。

スマホ利用者層が増加しているとは言え、60代以上の高齢層におけるネット使用率はいまだ4割程度に留まっています。またスマホ使用者であっても、主な使用法はメール・SNS(LINE等)であり、ネットで積極的な情報収集を行う高齢層は少ないのが現状です。つまり高齢者の多くが、新聞・雑誌・そしてチラシといった「紙ベース」による情報を頼りにしていることになります。

各戸のポストに直接届けられる「ポスティングチラシ」は、上記のような理由から特に高齢者層のチェック率が高いと考えられています。高齢層をターゲット層とする介護施設・有料老人ホーム・高齢者向け優良賃貸住宅といった福祉関連施設の宣伝とポスティングチラシは相性が良いのです。

2)明るい視覚的イメージで第一印象アップ

施設利用予定者本人、そしてその家族達は、介護施設・老人ホームといった施設に対して多くの不安を抱えている状態です。「寂しい場所ではないのか」「清潔感はあるのか」「親切に対応してもらえるのか」…ターゲット層が持っているこのようなネガティブな不安・不審を解消するには、早い時点で「良い印象」を与えておく必要があります。

明るい施設の外観写真や、緑豊かな施設周辺の風景、にこやかに過ごしている利用者・スタッフのイメージ写真等を打ち出せば、チラシを手に取った側の施設への第一印象はポジティブなものに切り替わります。第一印象で「明るくクリーン」というイメージを強く植え付けることで、その後のサービス内容・料金体系といった詳細情報もポジティブに捉えて貰いやすくなるのです。

3)「施設の強み」を打ち出す

介護施設・老人ホームと行った高齢者関連施設が急増加する中で、施設探しを始めたターゲット層は「何を選べばよいのか」という選択のポイントに迷うようになっています。「選びどころがわからない」と感じる人達が行き着いてしまうのは「料金の安さ」といったわかりやすいポイントです。立地・料金といった点でアドバンテージを持っていない施設の場合、このような選択ポイントでは施設選びから外されやすくなってしまいます。

しかしポスティングチラシで「ひと目見てわかる」というはっきりした個性・強みを打ち出せば、ターゲット層は「この施設はコレに強いんだな(魅力がある)」と感じます。例えばチラシのキャッチコピーに「三度の食事がおいしい/選べる献立」と書いてあれば、食の楽しみを重視するターゲット層は強い魅力を覚えるでしょう。

曖昧なポジティブワードを並べ立てて凡庸な印象となるよりも、施設が持つ「この施設ならでは」の特徴・強みを覚えてもらった方が、最終的な「入居契約」にも繋がりやすくなるのです。

4)エリア配布で「近さ」を感じさせる

介護施設・老人ホームを探している高齢者本人や家族は、「自宅から遠い場所」にある施設へ行くことには強い拒否感を覚える傾向があります。高齢者本人は「できれば慣れ親しんだ土地から近い場所が良い」と考えますし、家族側も「近い方が気軽に訪れることができる」と考えるものです。そのため多くのご家族が、高齢者本人もしくは家族が住む土地の近隣地域から介護施設・老人ホームを選びたいという希望を持っています。

つまり効率的に集客を行うのであれば、施設近隣の住民をターゲット層とするのが最も有効というわけですね。エリアを細かく指定して配布ができるポスティングチラシであれば、施設周辺地域といった特定の範囲に対して集中的な宣伝が行なえます。また国勢調査等のデータから「高齢者層が多い地域」「富裕層が多い地域」等を抽出してエリア指定を行うこともできるため、よりターゲット層が多い地域へ効率的に宣伝を行うことも可能です。

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